#003 坂口創

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好きな車に乗ろう!
愛車遍歴を辿ればその人の人生が見えてくる

青島にある車屋には見えないけど
車屋の店長トミーと
車屋だけど車には詳しくない藍が
お客様やゲストの愛車遍歴を辿る。
GARAGE-Tでは車を売るだけでなく
車と共にあるその人のライフスタイルを大切にしています

 

 

#003 坂口創

2021年6月8日

坂口創氏(はじめちゃん)

車とは「楽しい事をもっと楽しくしてくれるもの」である

1989年 神奈川県茅ケ崎出身。青島在住。
はじめて自分のサーフボードを持ったのは、まだ高校球児だったあの頃。
6年前2015年にオーストラリアワーホリから帰国後、26歳で宮崎に移住。
現在は造園家 & 空師として活躍中。
so garden architect & tree climber

 

 

 

坂口創さんの愛車遍歴

2021年現在所有中:TOYOTA HILUX PICKUP TRUCK

  • 2013年24歳 フォード ファルコン

  • 2013年24歳 ボルボ 240ワゴン

  • 2014年25歳 日産 テラノ

  • 2015年26歳 スズキ ジムニー

  • 2019年29歳 トヨタ ハイラックス ピックアップトラック

 

 

 

2013年24歳 フォード ファルコンin オーストラリア

FALCON WITH KANGAROO BAR

生まれて初めて買ったはじめのはじめての車はフォードのファルコン。
ワーキングホリデーで向かったのは西オーストラリアのマーガレットリバー。
到着した1週間後にとにかく車が欲しい!現地でアボリジニーから購入。

ナンバーなしの未登録車だった為、日本でいう車検登録(AUSではレジと呼ぶ)を通すことに。

レジに必要なのが車の基本的な機能を検査するPink Slipと、 強制保険(自賠責保険のようなもの)Green Slipという証明書。これを持って RTAに行けば登録が出来てナンバープレートとシールがもらえるという仕組み。

日本の車検のような厳格なものではなく
take it easyなオージー的車検。
のハズが・・・

車屋さんに行って5分程チェックしてもらってPink Slipはだいたいもらえる。
のハズが・・・

レジしようとした際、あまりにも高い費用がかかると言われ断念。
初めて手に入れた車ファルコンは、買ってソッコー売った。

 

2013年24歳 ボルボ 240ワゴン in オーストラリア

形も色も気に入ってしばらく乗っていた。
VOLVOのワゴンは、旅感あるよね~。
キャリアつけてサーフボードも荷物も全部上に積んでの旅。

でもAUSワーホリ組、特有の車の程度。
顔の半分はつぶれ、目はガチャガチャに。
マフラーは折れ
ボンネットもしっかりしまらなくなり、
対向車線に大型トレーラーがきてすれ違った瞬間、風圧でボンネットが宙に浮く。
ババババッ!ボーン!!

FARMER & GARDEN ARCHITECT

そんな状態の車を運転していると、いきなり郵便配達のおっちゃんが車窓の隣に来て「good day mate!」話しかけてきた。
なぜか!家に泊まらせてもらうようになる。
おっちゃんに導かれるまま数ヶ月間、畑で野菜のpickingをしたり、木を切ったり、
近所の造園仕事を任されたり。

新しい車を買ってオーストラリアの横断をする事を目標に黙々と働く。

 

2014年25歳 日産 テラノ in オーストラリア

TO CROSS AUSTRALIA

畑と造園で貯めたお金で、手にしたのは4WDのテラノ。
ランクルみたくデカくはないけど、サーボードと荷物を積んでラウンドするには十分なサイズ!コンディションもgood!

オーストラリアってとにかく広い。
人間よりもカンガルーが多い。
海・川・山・砂漠・岩・動物
大自然と向かい合う。

音楽と波乗りは常に隣に
オーストラリア大陸の横断。
とにかく楽しかった。楽しんだ!!

波乗りしながら寄り道しながらメルボルンまで行くと、今度は左官のおっちゃんに出会う。
そのおっちゃんから土壁の教会の全面改装の手伝いを頼まれて、面白そう!と思い左官業を学ぶ。

 

~ワーホリビザの終わりと共に、インドネシアに~

忘れられないオーストラリアの旅を経て、
日本に帰るのは名残惜しくてインドネシアに寄る事にした。ロンボク島に寄ったあとは、
左官のおっちゃんに
「インドネシアに行くならロッディは人も少ないしお前に合ってる思う」と言われ、
行く。(素直すぎ)
そしてインドネシア最西端の島ロッディで極上ブレイクに巡り合う。
ローカルサーファー3人と、はじめちゃんと。
言葉は通じないけどずっと一緒に波乗りしてた。

 

~そんなTripping lifeから帰国後はすぐに宮崎に~

宮崎は10代の頃にサーフトリップで来た事があり、イメージもよかった。
最初は真っ赤な古い原付に乗ってた。
信号で停まると、エンジンも止まっちゃうような原付で造園会社に通い、経験を重ねる。

 

2015年26歳 スズキジムニー

グレード:バン HC
型  式:JA11
4WD 5MT

TYPHOOON SURF

わたしがはじめちゃんに出会った頃は、このジムニーに乗っていた。
台風の時サーフィンで串間に行って、大雨の中でワイパーへし折れる。

 

2019年29歳 トヨタハイラックスピックアップトラック

グレード:スポーツピックアップ
型  式:KF-LN172H
4WD 5MT

2019/3/24

とうとう念願のハイラックス。
ピックアップしかないと思ってた。
普通の車じゃ造園業は出来ない。軽トラじゃ遠出する時キツイ。
トラックでサーフィンっていうのもね…。

この車と今の生活は相性がよくて、すごく生活しやすい。
ルーフラックは匠製作所で特別に注文して作ってもらった。
造園やツリークライミングで使用する道具も、竹も木も、板もテントも積める。

創 作業車

 

はじめちゃんは造園家 創として
2020年1月から開業。
ロープクライミングの技術で大木の高木剪定をしたり、特殊伐採、樹木治療をしている。
そんなはじめちゃんに、ここをいい感じにしてほしいとザックリすぎるイメージを伝え、
任せた好きにやってくれ!とGARAGE-Tの庭造りを依頼。

すると、ダンプにユンボで思ってたよりもムチャクチャ重装備やってきてくれた。
みるみるうちに、ただの砂利敷き駐車場に緑が広がっていく。

so
garden architect & tree climber
造園家 & 空師

web site
instagram

 

 

20歳大学生だった頃にニュージーランド ギズボーンにサーフトリップに行ったり
車で好きに旅して、波や音やその場所を楽しんできた。
まず思ったのはおっちゃんに好かれる。笑
じゃなくて、年上の人にかわいがってもらえる、親切にしてもらえる素質を持っている。

 

五感や手や身体を使って自然を感じて生きてきたんだなぁと思った。
木や花はもちろん、太陽・風・土・水の流れを読み、造園に活かす。
自然に対して繊細な感覚を持っている職人。
ただ、はじめちゃんにとってはそれが特別な事ではなく、当たり前なんだろうな。

 

これから
やりたいことがいっぱいありすぎる!
牽引免許を昨日とってきたから、2トンまで引っ張れるようになったよ!と、ハイラックスで丸太を乗せたトレーラーを引っ張るらしい。
面白そうと思うアンテナとその腕を頼りに、これからも人と自然が共存していく空間を創っていってくれるだろう。

 

俺の野望
愛車ハイラックスピックアップトラックと共に。

 

 

 

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